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Qちゃん先生の子育てのヒント

父親との絆を強める方法

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父親との絆を強める方法


お子さんお父さんは普段仕事で忙しくて、なかなか子どもと接する時間が
とれないというご家庭も多いのではないでしょうか。
うちもそう。
夫はサラリーマンですが、朝早く家を出て、帰宅は夜11時を過ぎます。
子どもと顔を合わせて接するのは、週末だけです。


父親との絆を強めるには...と、七田式幼児教室の先生に
アドバイスをもらったことがあります。
父親と子どもを二人きりにすること」です。
お母さんは消えてください。(笑)
そこにお母さんがいてはいけません。
これが秘訣です、と。


少しの時間でもいいのです。
お風呂を二人きりで入る。
公園に二人きりで行く。
買い物に行く。
病院に連れていってもらう。


お子さんが二人以上いらっしゃる場合は、一人ずつ。
これもミソです。
お父さんと、お子さん全員を一度にはだめ。
年齢が違うと、接し方も、言葉がけも、遊び方も違います。
別々に。


幼い頃から父親にかわいがられて育った子どもは、
「情緒が安定」した人間に育ちます。

私がいい見本です。
亡き父は大変厳しい人でした。
「父親はこわい」存在。


ただ、母が自営業をしていたため、父親と過ごした時間が多く、
小学生の時はプールやスケートに毎日のように連れていってもらい、
大変かわいがられて育ちました。
3歳ころの記憶もあります。
父の足にしがみついて人見知りしている自分の姿です。


幼稚園も父が送迎してくれましたので、心配そうに後ろ髪を引かれながら
別れる父の姿を今でも記憶しています。
父にかわいがられ育ったことが、自分にとって大きな「自信」になりました。
友だちがいなくても(笑)一人でもさみしくありません。
一人でもハッピー、楽しいのです。


反対に妹は父とはそりが合わず、本人いわく「いじめられて育った」。
私をかわいがる父の姿を見て育ったのです。
妹は成長した今も「自信喪失」「情緒不安定」。
いつも不安で、幸せな時も「この幸せがいつまで続くんだろう。」と悲観的。
本人は、父親から愛されなかった「さみしさ」や「くやしさ」が
ぬぐいきれないと言っています。


大変極端な一例ですが、そういうこともあるのです。
えこひいきはいけないですね。
父はガンで入院した際、死ぬ間際に妹にこう言ったそうです。
「今までいじめてごめんな。」
それで少しは救われたそうです。


休みの日は、「子どもたち一人ずつ」を基本に、夫に働きまくって
もらっています。
息子と娘の塾の送迎。
娘と二人で病院や美容院に行く。
お風呂も時差で一人ずつ(夫のぼせる寸前)


「働けよ、ブー!!」
(私が太いので、「ブー」と呼ぶの!!許せん!!ブヒー!)
とブツブツ言いながらも、主旨を理解してくれているので助かります。
「心の基地」はおかあさん の著者の平井信義氏は、「お父さんの役割と責任」は
「子どもと遊ぶこと」と明言しています。


お父さんと遊んでもらった子どもは、お父さんを慕います。
 これが、思春期の父子関係の危機を防ぐのに役立っています。

今からでも遅くはありません。
長期休暇中のお父さんも多いことでしょう。
お父さんと二人きりで過ごす時間を大事にしてあげてくださいね。
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